『ゼロの日常(ゼロのティータイム)01』を読んだ。
お久しぶりです、縞衣です。
暑い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私は本を読むのが好きでして、中でもマンガは特に好きです。
昔は買いたいものと言えば真っ先にマンガ(あるいは小説)でした。次に画材とかかな。
そんなマンガ好きな私ですが、最近はめっきり買う量も減り、読む場合も電子になってまして、紙本はほとんど買っていませんでした。今でも紙で買っているのは『名探偵コナン』と『ワンピース』くらいです。コナンは中学生の時から、ワンピースは高校生の頃から読んでいるのだからすごいですね……。
本当は『銀魂』も紙で購入してたんですが(一巻が出た頃からのファンです。映画キャストめっちゃ豪勢ですね)、あちらは早い時には月一みたいなペースで出る時もあるので、そのうち購入が追いつかなくなり、最近のは読めていません。神威と総悟の戦闘のちょっと先くらいまでしか…。神威と言えば、実写では一体どなたがされるんでしょうか、気になります。同じくらい気になってたのがさっちゃんだったんですが、イメージぴったりで驚きました。映画面白いといいですね。
まぁ銀魂についてはいずれまた書くとして、今回ご紹介したいのはこちら。
コナンのスピンオフ作品という事で、自然と紙本で購入しました。電子はまだ出るの先みたいですし、でも一話を公式サイトで無料読みしたら、スタイリッシュで読みやすくていいな、と新鮮でした。コナンはセリフが多いし、カバーも茶色ベースでミステリー感が強いですが(推理物なんだから当たり前ですね)、こちらは爽やかさ溢れるカバー。
自分の紙本をいつか出してみたくて色んな印刷屋さんをのぞいて見たりもしているんですが、紙本のいいところは装丁にこだわれるところ。
『ゼロの日常』は帯を外すと下に違う絵柄が現れ、さらにカバーを外すとまた絵柄が違うという三重構造。いやー、こだわってますね!さすが安室さんという感じ。
中身については、基本的に安室さんの日常を描いていますが(これも当たり前か)、こちらもスタイリッシュです。背景など絵は割とラフな感じなんですが、これがよくマッチしています。通常のコミックより大きいサイズなので画面が広くて見やすいのもいいですね。カッコいい安室さんがアップで見れますし。その為の大きい版なんでしょうか(多分それだけじゃないと思いますが)。
出だしはすごくさっくり読み進めたのですが、後半がぐっときました。
どのお話も良かったのですが、特にオススメしたいのはTIME.8 から TIME.10 です。かわいくてほんのり切なくてほんわかしました。
コナンを読んだ事のない人も楽しめると思います。とにかく安室さんカッコいいので、女性に人気なのも頷けます。こんな男性が現実にいたらそりゃ惚れるわ、と思いました。
題名を『日常』と書いて『ティータイム』と読ませているのも面白いですね。こういう題の付け方は、ルビ文化のある日本ならではと思います。
もしも「コナンを読んだ事がなかったけど人気があるし『ゼロの日常』読んでみたら気に入って、本編での活躍も読みたいけど今から全巻揃えるのは…」という方にはこちらがオススメです。
コナン好き、安室さん好きという方はコミックスとこちらと両方持っていらっしゃるかもですね。私はある日突然無性にコナンを読みたくなって、しかも「あのエピソードを読みたい」と思ったりするんですけど、それを探すのが大変だったりします。そういう時にはこちらが便利です。ファン投票で選ばれているだけあって、私のお気に入りもバッチリ入っていました。
ちなみに、私としてはコナンの場合は電子よりも紙の方をオススメします。その方が読みやすい気がします(昔からそうだったから習慣のようなものかもわかりませんが…)。