コピー本を作ってみた。
縞衣です。
『桜田桜の日常1』のコピー本を作ってみました。
せっかく書いた小説なのでやはり紙で読みたいと思ったのですが、製本するとなると費用もかかるので、とりあえず手元にあった用紙を使って作ってみよう、と思い立ち制作。
せっかく作るなら味わいのあるものにしてみようと、用紙はA4クラフト紙(100円ショップに売っていた60枚入りのもの)を使用。
印刷屋さんのHPをたまに見てみるのですが、クラフト紙の場合、黒ではなくダークなカラーのインクで印刷する事もあるようなので、手持ちのインクジェットプリンタ(顔料タイプ)で印刷した場合どうなるか、チェックシートを作ってみました。
ワードでシートを作りクラフト紙に印刷。
出来上がった本はこんな感じです。
手持ちの顔料インクプリンタはA4用紙にはフチなし印刷ができない為、少しフチができてしまいました。そこは少し残念ですが、思った以上にいい仕上がりになりました。(イラストが素敵ですからね。)
目次や登場人物の紹介ページも作りましたが、そちらは割愛します。
スキャナで取り込みましたが、少し画像が荒く見にくいですね。すみません。
↑ 段組み2段の上段です。
本文はWordで作りましたが、PDFで出力後、パソコンに最初から入っていたAdobe Acrobat Reader DCを使って印刷しました。
Wordで見開き印刷にしようとすると結構ややこしかったからです。Acrobat Reader DCでは簡単に見開きの小冊子印刷ができました。綴じる箇所(右、左)さえ間違わなければ、とても簡単に冊子が作れます。
私は目次と登場人物のページをそれぞれ他に作り、PDFにして印刷しましたが、そちらを印刷する時は、綴じた時にどうなるかをイメージする必要があります。間違えると変な場所に余白ページができてしまうので。
とは言え、慣れればそうややこしくもありません。
今回作ったコピー本は、表紙が本文と同じ薄い紙なので、遊び紙を一枚加えてみました。(遊び紙もクラフト紙。)表紙の絵が裏にうっすらと透けているのですが、それがまたなんとも言えず素敵です。
表紙と遊び紙をのぞいて28ページの本になりました。
茶色い紙に茶色い印字なので見にくいかと思いましたが、慣れるとそうでもありません。
端を切り落としていないので段がついていますが、自分で楽しむためのものなので、あえてカットしませんでした。これはこれで、手作りっぽさが出ていい感じだと思います。
印刷屋さんに頼むと綺麗にできますが、お金も結構かかります。安いところは用紙の種類に限りがあったりもします。自分で楽しむ分を作るなら、コピー本でも十分だと思いました。