縞衣の小説ブログ

縞衣(しまころも)の創作小説サイトです。4作品連載中。

秋ですね。

お久しぶりです、縞衣です。 近年、夏のまま暑い日が長く続き、秋をすっとばしていきなり寒くなって冬到来、というパターンが多かったように思いますが、今年は久々に秋らしい秋がやってきたな、と感じています。 まだ夏なのに秋みたい…という日もありました…

6.戸惑いと出会い(葉蘭万丈!)

フカフカの布団が気持ちいい。 その割には肌寒くて、掛け布団を探す。 手を動かすと、何かに触れた。 布団ではない。誰かの……腕。 俺は……どこで何をしていた? ハッと目が覚め、飛び起きた。 「なっ…どこだよここ!」 布団だと思っていたのは、フカフカの苔…

繋いだ手と告白と、初めての……(桜田桜の日常26)

調理実習室を出ると、晴夏が無言で桜の右手を握ってきた。 「せ、先輩?」 恥ずかし気もなく手を握るなんて、やっぱり弟みたいに思われてるんじゃ…という不安に駆られる桜に、晴夏は言った。 「ここの廊下、普段からひっそりしているし、帰りに待ち伏せなん…

電子書籍に関するアンケートを開始しました。

縞衣です。 先日お伝えしておりました、電子書籍に関するアンケートを開始いたしました! 本日から、8/15までの実施予定です。 サイドバーに表示しておりますので(プロフィール下)、ぜひご協力をお願い致します。 (アンケート結果は、今後の活動の参考に…

『桜田桜の日常』 電子書籍についてのお知らせ

縞衣です。 現在、電子書籍にて配信中の『桜田桜の日常1』ですが、近いうちに配信を停止する事になりました。 かねてより、電子書籍の販売を今後どのようにしていくか考えておりましたが、先日、配信に利用させて頂いているメディバンさんよりご連絡があり、…

4.猫になりたい(猫のほっぺと僕の日常)

「あの、土曜日の休みを替わって頂く事って可能ですか?」 翌日、僕はどうにか灯路の勉強に付き合うために、少し苦手な末本(すえもと)さんにそう声をかけた。「あ?」 今は昼休憩中だ。テレビを見ていた他のスタッフ達が、とたんに興味津々といった顔で僕…

pixiv に小説を登録してみた感想。

縞衣です。 『かわいい璃々の悩み』を pixiv にて公開してみました。 「かわいい璃々の悩み」/「縞衣」の小説 [pixiv] https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8404202 pixiv はイラストサービスのイメージが強く、小説を登録してみようと思いつつそのまま…

『桜田桜の日常2』 いったん販売停止にしました。

縞衣です。 先日販売を開始したとお知らせした『桜田桜の日常2』ですが、いったん販売を停止させて頂く事にしました。 理由としましては、ネット上に作品が掲載されました時に、あの表紙では地味であると感じたからです。 自分なりには努力して描いてみたつ…

『桜田桜の日常2』 メディバンにて販売開始しました。

縞衣です。 九州北部地方の大雨、大変ですね。 日本は地震、大雨と災害が多く、本当に他人事だとは思えません。 大雨が降ると、平野では洪水の心配があり、山間部では土砂崩れの心配が。高台だから大丈夫、とも言い切れません。 梅雨時期は、いつどこでどん…

夢心地と浮き沈み(桜田桜の日常25)

「桜、帰り支度はできた?」 晴夏の問いに、桜は「はい」と頷いた。 花岡はあっと言う間に完食して、食器も片付け終わった。後は帰るだけだが、桜はなんとなく中瀬先生が戻ってくるような気がして、少しそわそわしていた。 晴夏はそんな桜を見てチラリと腕時…

エブリスタの超・妄想コンテスト『地下鉄に乗って』に参加しています。

縞衣です。 エブリスタで開催中の超・妄想コンテスト『地下鉄に乗って』に参加しています。 お題を見てなんとなく思いついたものを書いてみました。 ユーザー登録しなくても読む事ができますので、よろしければ読んでみて下さい。 estar.jp 短編で、かなり短…

『かわいい璃々の悩み』改訂版 エブリスタにて公開してみました。

縞衣です。 ブログにて公開した『かわいい璃々の悩み』。改訂版を有料販売していましたが、販売・公開ともに中止しておりました。 そんなに長いお話ではない為、販売するなら短編集としての方がいいかな、と。 それと同時に、『はてなブログ』以外のサイトで…

『さくらださくらちゃん』ではありません(晴夏さんの日常2)

晴夏の通う高校では、三年の一学期までしか部活動は続けられない。夏休み前に引退となる。 料理研究部では、三年生が引退する前に二年生から部長を、一年生から副部長を選出するようになっていたが、晴夏が入部した年は例外となった。 晴夏は、『家から近い…

久しぶりに本が売れていた。

縞衣です。 最近、蒸し暑くなってきましたね。 しかし夜は結構ひやひやしており、寒暖の差がありますので、風邪を引かれないようにお気をつけ下さい。 ここのところ、『桜田桜の日常2』の表紙イラスト制作に手がかかりっきりだったのですが、どうにかイラス…

2.七海の課題(岩尾七海とSevenSea)

「さて、掃除しますか」 美容室は清潔さが重要だ。汚い美容室でカットしたいと思う人はいないからだ。いくらでもお客様に気持ちよく過ごして頂けるよう、閉店後に掃除し、閉店前にも掃除する。 掃除する事で気持ちのリフレッシュにもなるから、七海は掃除が…

イラストの勉強中です。

縞衣です。 現在、イラストの勉強中です。 『桜田桜の日常』1巻表紙イラストは、ココナラにて作家さんを探し依頼しましたが、2巻については、いくつかの理由により、自分で描いてみようと決めました。 ずっと昔には漫画家を夢見てほんの少~しだけマンガの勉…

5.逃亡(葉蘭万丈!)

「ごめん親父…」 ガクリと力の抜けた親父を肩に担ぎ、風呂場を出る。 いったん親父を布団の上に寝かすと、服を着た。有り金を全部ビニールケースに入れて上着の内ポケットにねじ込むと、親父を負ぶって外に出る。 雨は相変わらず降っているが、だいぶ勢いが…

1.四人の高校生(岩尾七海とSevenSea)

「ありがとうございましたー」 午後七時前。 おそらく本日最後だろうお客さんを見送った岩尾七海(いわおななみ)は、床に散らばった髪の掃除に取り掛かった。 ここは、カット専門美容室『SEVEN SEA』。七海が一人で切り盛りしている。 中学生の頃から「将来…

岩尾七海とSevenSea もくじ

カット専門美容室『SEVEN SEA』のオーナー兼スタイリスト、岩尾七海(いわおななみ)。イケメン美容師である七海には、しかしある秘密があった。 『SEVEN SEA』に訪れる人々や、七海の人間関係を描くヒューマンドラマ。 1.四人の高校生 2.七海の課題

2000hit御礼 新シリーズを開始します!

こんにちは、縞衣です。 超スローペース更新な当ブログですが、読者様方に支えられ、めでたく2000hitを迎える事ができました。ありがとうございます! という訳で、御礼記念に新シリーズ『岩尾七海とSevenSea』を開始します。 カット専門美容室『SEVEN SEA』…

4.続 衝撃(葉蘭万丈!)

「お前は家を出ろ」 再度俺の頬を叩いた親父は、先程とは逆の耳に顔を近づけそう言った。「酷い雨で連中も参ってる。用事で出かけるフリをして駅まで行け。できるだけ遠くまで行って、警察に逃げ込むんだ。親の事を聞かれたら、いないと言え」「なっ…」「俺…

3.衝撃(葉蘭万丈!)

今日も雨が酷くて、工事が中止になった。 おかげで、思いがけず休みができた。秋の長雨に助けられている。 俺は朝から機嫌良く買い物に出かけた。雨が酷くても、お構いなし。長靴を履いて傘を差して、雨が傘を打つ音をBGMに、近くのスーパーへ向かった。 高…

職員会議(桜田桜の日常24)

「校内で暴行事件未遂だって?」 語尾の跳ね上がった声に、料研顧問・中瀬は軽く首を竦めた。 「そこまで大袈裟なものでは…。本人達は、ほんの悪戯くらいの感覚だったようですし」 「だからこそ注意が必要なんだ。若者は軽い気持ちで羽目を外し、軽い気持ち…

コピー本を作ってみた。

縞衣です。 『桜田桜の日常1』のコピー本を作ってみました。 せっかく書いた小説なのでやはり紙で読みたいと思ったのですが、製本するとなると費用もかかるので、とりあえず手元にあった用紙を使って作ってみよう、と思い立ち制作。 せっかく作るなら味わい…

電子書籍というものについて考えている。

お久しぶりです、縞衣です。 瞬く間に3月が終わり、4月ですね。 せっかく時期的に合ってきたので、桜君のお話を頑張って執筆したいと思う今日この頃です(現在、連載は5月辺り)。もちろん他の2作も。そして、新しい作品の構想もあります。ブログで連載でき…

お久しぶりです。

お久しぶりです、縞衣です。 今年はもっと頻繁に更新したい…と言った尻から放置状態でした。すみません。 早、二月も末。逃げ去っていくという事ですが、本当にあっと言う間でした。 (去年も似たような事を書いた気がしますが…) いろいろと用事が立て込ん…

明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。 昨年は大変お世話になりました。 本年もよろしくお願い申し上げます。 昨年もいろいろな事がありました。 今年一年が、皆様にとりまして幸多き年となりますよう、お祈り申し上げます。 当ブログにとりまして2回目のお正月…

結局、歴史の勉強はほとんどしなかった。

縞衣です。 年の初めに、こんな記事を書きました。 simakoromo.hatenablog.jp もうすぐ今年も終わりますが、結果として、ほとんど勉強しませんでした。 3冊程度、歴史関係の本を読みましたが、内容も大して覚えていない…。 でも、歴史関係の番組は好きなので…

デートとキスと、指輪と約束(桜田桜の日常 クリスマス特別短編)

「晴夏先輩へのクリスマスプレゼントなんだけど、どんなものをあげたら喜んでもらえると思う?」 桜は、複数の人達に同じ質問をした。 クラスの友人たちの返答はこうだった。 「そりゃ、『俺をあげます♡』ってのが一番だろ」 「晴夏先輩、『桜が16歳になった…

最高のクリスマスプレゼント(葉蘭万丈!クリスマス特別短編)

年末年始は、どこも忙しい。 が、うちの場合は少し違う。 俺は主に工事現場で働いているが、年末年始は仕事が休みになるからだ。 だからその頃は、少しだけ気持ち的にものんびりする。 工事現場の同僚たちには年始の挨拶もメールで済ませてしまうし(ちなみ…

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